VOICE


内定者の声

Q. 好きなエンターテインメント(音楽、アーティスト、アニメ、舞台、映画等)を教えてください。

A. ・映画やアニメ、ゲームなど、エンタメ分野全般に興味があります。特にジャンルや年代を選ばず、幅広い作品に触れることを心がけています。学生時代は、年間300作以上の映画やアニメ、ドラマを観て、余暇にはミュージカルを楽しむこともありました。音楽では、Tempalayや羊文学、BUMP OF CHICKENなどがお気に入りです。

・音楽が好きで、年間3000アーティストほど雑多に聴いています。特に好きなジャンルは、洋邦問わずパンク方面(NYパンク、ダンスパンクなど)、ハウス/テクノ、女性アイドルです。入社を決めてから、J-Popを聴く量が増えました。

・音楽が好きです。特にオルタナティブロックをよく聴きます。大学在学中にも多くのライブに足を運びました。好きなアーティストは挙げればキリがないですがNUMBER GIRL、ZAZEN BOYS、毛皮のマリーズ、ドレスコーズ、ハヌマーン、銀杏BOYZ、andymori、toddle、きのこ帝国、SuiseiNoboAz、HelsinkiLambda Club、空きっ腹に酒、LOWPOPLTD. などが特に好きです。

Q. 就職活動中に興味のあった業界はどのような業界ですか?

A. ・エンタメ業界、広告業界です。学生時代にSNSでの発信経験があったことから、多くの方に自分の企画やクリエイティブを発信する仕事に就きたいと思い、これらの業界を目指していました。
そして、インターンや選考を進めていくうちに自分の働く姿が最も想像できたのが音楽業界だったので、そこから音楽業界一本に絞りました。

・主に音楽業界に絞って就職活動を行っていて、レコード会社だけではなく、ライブ制作会社や事務所も受けていました。広告関連の会社も次点で少し受けていました。

・最初から最後までエンタメ業界一筋で就職活動を行いました。その中では、レコード会社、ゲーム会社、映画会社を中心に様々なエンタメ企業を受けていました。

Q. いつ頃から就職活動を始めましたか?(インターンシップへの参加等)

A. ・留学をしていたので、帰国後の7月から始めました。留学前に就職活動を行なっていた時は、5月には動き始めていたと思います。

・大学3年生の夏頃から何社かインターンに参加するようになりましたが、部活をしていたので、本格的に就活を始めたのは引退して、年が明けてからだったと思います。参加したインターンの数は多くはありませんでしたが、芸能プロダクションの長期インターンに参加したときに、たまたまキングレコードの社員さんともお話しすることができて、志望度が上がったのを覚えています。

・大学2年生の夏頃から興味のある会社のインターンシップには少しずつエントリーをしていました。本腰を入れて自己分析や面接の練習を始めたのは3年生の夏頃で、3月の本格始動に向けて経験値をできるだけ貯めるように取り組んでいました。

Q. 就職活動中に印象に残っていることはありますか?

A. ・エンタメ業界特有のエントリーシートや選考プロセスには、特に印象を受けました。手書きの欄や予期できない質問が多く、応募者の思考や個性を引き出す工夫が感じられました。これをきっかけに、自己分析を一層深めることができました。また、これは自分が本当にエンタメを愛しているかどうかを試す良い機会でもあります。

・エントリーシートが、自分で想定していたより、また、インターンシップへの応募の際より独特なものが多く、頭を悩ませたことです。エンタメ業界で顕著に見られた特徴でしたが、手書きのものや写真やイラストなどを求められるものも多く、用意していた文章が意味を持たないことがとても多かったように思います。

・キングレコードの最終面接で、「駄作だと思った音楽作品はある?」と聞かれたことが最も印象に残っています。一瞬、何と答えたらいいか分からず戸惑いましたが、普段から色々な音楽に触れ、色々なことを考えていたおかげで、結果的には思っていることをスッと答えることができました。この質問に素直に答え、自分を表現することができたからこそ、内定をいただけたのではないかと思っています。

Q. キングレコード(会社・社員など)の印象は?

A. ・会社全体として、丁寧で優しい方が多い印象です。面接前の控え室で、人事の方がアイスブレイクで雑談してくださり、リラックスして面接に臨めました。1次面接からこれほど丁寧に対応してくださる企業は他に無かったので、とても印象的でした。

・一人一人に与えられる裁量が大きく、自らの考えを反映できる機会が多くあるように思いました。また社員の方々はとても優しく、メリハリのある印象を受けました。一人一人の成長をしっかりと見守ってくれるような印象も受けています。

・とても穏やかで、優しい人が多い印象です。それぞれのレコード会社が、契約しているアーティストのカラーがあると思いますが、社員さんもそのカラーに近い気がします。また、キングレコードは声優やアイドルなど、作曲家さんの楽曲提供が比較的多いので、幅広いジャンルの音楽に精通している人が多いように感じています。

Q. キングレコードを受けたキッカケ、そして入社を決心した決め手は?

A. ・自分の好きなアーティストやアニメ作品がキングレコード制作のものが多く、かつ自分も実際に海外で開催された「KING SUPER LIVE」を見に行きました。音楽、アニメなど多岐にわたるジャンルを扱うキングレコードでなら、世界中より多くの人に日本のエンタメの魅力を届けられると確信したからです。

・レコード会社に興味を持つ中で、キングレコードの1dayインターンシップに参加したのがきっかけです。同時期に他のレコード会社のインターンにも参加していましたが、単純にキングレコードのインターンが一番楽しく、社員の方のお話しから仕事に対する愛を感じたので本選考にも参加しました。そして選考が進む中で、“ビジネス”としての音楽づくりではなく、あくまでも“アーティストを支える立場”としての音楽づくりの姿勢に共感し、入社を決心しました。

・レコード会社のインターンシップにほとんど全社参加した中で、扱える音楽ジャンルの広さと、まず良い作品を作ろうというコンテンツファーストの姿勢を強く感じたことが受けたキッカケです。入社の決め手は、面接を通して社員の方々の穏やかな雰囲気に好感を持ち、この会社でなら自分の長所である主体性と行動力を最大限に活かせるのではと考えたからです。

Q. 内定者(同期)の印象は?

A. ・個性が強くて、いい意味で尖っているなと思います。とことんまで好きなものをそれぞれが持っていて、いつも新しい刺激をもらっています。

・一言でどんな人か説明できるような方たちばかりです。大学で何してた人かであったり、どんな音楽が好きな人か、という説明の中に、内定の納得の理由が詰まってる気がします。あと、制作志望の同期たちは飲むと、これからの邦楽をどうしていきたいか熱く語り合っていて、聞いていて面白いです。

・自分も含めて意外とシャイな方が多い印象です。エンタメ業界と聞くとすごく“陽”なイメージがあったので少し身構えていたのですが、今年の内定者は穏やかな雰囲気を持った方が多くて安心しました。ですが、みんな音楽業界で叶えたい夢を明確に持っているので、内なる闘志みたいなものはひしひしと感じます。

Q. 面接で心がけていたことはありますか?

A. ・聞かれたことを簡潔に、的確に答えることです。冗長に話してしまわないように、面接官の方々と対話することを意識しました。また、明るい顔でいることや、大きな声でハキハキと話すことも意識していました。常に人からどう見られるか考えることが重要だと思います。

・覚えたものを喋るのではなく、対話をするという意識を常に持っていました。自分だったらどんな人と一緒に働きたいかということを考えていました。

・面接だということを意識しないことです。私は地方住みなので、面接には新幹線で移動していましたが、どの駅弁食べようかなとか、今日は移動時間どのアルバム聴き倒そうかなんて呑気に過ごしていたのを覚えています。面接まで時間があったら、ネットカフェで漫画を読んだり、時には温泉に入ったり、リラックスして面接に臨んでいました。そうすることで、面接本番は純粋に会話を楽しめて、ありのままの自分を出せた気がします。

Q. 就職活動を振り返って、「もっとこうしておけばよかった」と思っていることはありますか?

A. ・選考において、再現性(何をやって、どうなった)よりもインサイト(なぜやった、どう工夫した、何を感じた)を伝える大切さを、もっと早く知っておけば良かったです。
音楽業界は業界内転職が多く、採用人数も少ないので、新卒には優秀さよりも良い人柄と熱量を持った人が求められていると思います。そのため、面接では取り繕わずに自分の内側を伝えることが大切だと気付いてから、選考の突破率が大幅に上がりました。

・もっと広くエンタメに触れておくべきだったと思います。自分が好きなジャンル以外の音楽、そして音楽に限らず舞台や映画など、幅広い知識を持っておくことは就職活動だけでなく、その後の仕事でも生きてくるのではないかと思います。

・就職活動の準備をもっと早くするべきだったと思います。多くの場合、本選考のエントリーは12月や1月から始まりますが、それ以前にも準備可能なことは多々あります。例えば、筆記試験の対策をしたり、業界研究のセミナーや企業説明会に参加して、さまざまな業種や職種についての知識を深めることで、良いスタートを切ることができます。さらに、特定の業種に限定せず多くの企業を調べることで、自分に適した会社を見つける可能性を広げることができます。私自身、就職活動を始めたのが遅れたため、エントリーシートの提出や適正試験、面接に追われる日々でした。特にエンタメ業界のように、自己PR動画や課題が求められる選考がある場合は、準備に相応の時間を要します。確かに「何事も早めが一番!」というのは重要なことですが、焦ることなく、一歩一歩、しっかりと進めていくこともまた大切です。

Q. 将来、どんな仕事をやってみたいですか?(また、どんな風になりたいか)

A. ・海外で生まれた私にとって、「エンタメ」とは「異なる世界との出会いを与えてくれる存在」です。私は子供の頃から日本のエンタメが心の拠り所だった経験から、国境を超えて色んな人々と好きなものを共有できました。そのため、将来は世界中の人に楽しんでもらえるような企画を作りたいです。単に海外に合わせるのではなく、海外の企業とのコラボレーションや新規事業など、日本のエンタメの新たな可能性を発掘し、世界に届ける人になりたいと考えています。

・自分が制作に関わったコンテンツを通して、たくさんの人に向けて人生を変えられるようなメッセージを発信していきたいです。ゆくゆくは、日本国内だけでなく世界中にメッセージを発信していきたいと考えています。また、若いアーティストの発掘に関わり、若い力の発信にも関わってみたいです。

・自分が発掘した才能を世に放ち、たくさんの人に永く愛されるアーティストを生み出すことです。そのアーティストの魅力は何なのかよく考え、しっかりと向き合い、魅力が最大限伝わるような音楽作品をアーティストと共に作っていきたいです。

Q. 学生時代に熱中したことは?

A. ・芸能活動です。グループ活動をしていたので、どうすれば自分達のグループが多くの方に知ってもらえるのか、どうすれば目の前の人に興味を持ってもらえるのかということを常に考えて様々なことに挑戦してきました。芸能活動を通して、エンタメ事業に携わる社会人の方の働く姿を間近で見てきた経験は自分にとっての大きな強みかなと思います。

・個人イベンターとして対バンイベントや野外フェスを主催したことです。大学のイベント内でライブ企画を立ち上げたものの、コロナの影響でイベントごと中止となった際に、大学から離れて資金捻出から企画運営まで1人で行えば有観客ライブをできると発想を転換したことが、1人で始めたきっかけでした。

・軽音楽サークルを中心としたバンド活動です。主にギターとボーカルを担当し、たくさんコピーバンドをやりました。毎日のように大学のサークル専用スタジオに通い、本番のライブに向けて練習する日々でした。また、多くのライブにも足を運びました。とにかく音楽に溢れた大学生活でした。

Q. 就活生へのメッセージ(アドバイスなど)をください!

A. ・就職活動は決して容易ではありません。その過程で、数えきれないほどの挫折や失敗を経験するかもしれませんし、時には自分自身を疑うこともあるでしょう。しかし同時に、就職活動はあなたの人生の新たな段階の始まりを意味しています。短い人生の中で、自分と向き合うことを与えてくれることはそう多くはありません。就職活動は、自分がどのような人間で、何を選択すべきかを考える絶好の機会を提供してくれます。準備を整えたら、卑下することもなく過信することもなく、自分の目標に向かって進むだけです。最も重要なのは、はじめの一歩を踏み出すことです。この一歩から可能性が無限大の未来がはじまりますから。

・就活で1社も落ちない人はほとんど居ないこと、結局最後は1社にしか入社できないこと。一見当たり前に思えるこの2つを覚えておくと、就活がうまくいかないときの切り替えが早くなります。就活は最後に1社納得内定できれば良いので、落ちても改善点を見つけて敗北を過程にしてあげることが、成功の秘訣です。
とは言え、不安や焦りを感じることもあると思います。僕も何度か泣いちゃっていました(笑)。ですが、その度に「やっぱり音楽だけは諦められないな」と思えたこと、音楽への愛がむしろ深まったことが、ある意味では就活で得た1番の収穫かもしれません。
諦めなければ、ご縁は思わぬ所に必ずあるので、後悔のないように頑張ってください!

・まず意識してほしいのが、何度も言われていることだとは思いますが、就職活動で内定を得ることがゴールではないということです。たくさんの会社にエントリーして、面接やESの提出を重ね、選考を通過したり落ちてしまったりを繰り返すうちに、自分の軸がわからなくなってしまうことが多くあります。そこで自分が将来やりたいことやなりたい像を思い返すことで、ぶれずに就職活動に向き合えるはずです。心が折れそうになることももちろんあると思いますが、その度に自分の未来を見つめ直し、それに向けて頑張っていってください!!