VOICE


内定者の声

Q. 好きなエンターテインメント(音楽、アーティスト、アニメ、舞台、映画等)を教えてください。

A. ・映画やアニメなどエンタメは幅広く好きですが、特に音楽が一番好きです。好きになった音楽のルーツを深掘りすることや自分の知らない音楽を知ることが好きなので、歴史や背景と一緒にその音楽をよく聴きます。最近では、ニューオーリンズジャズや渋谷系、ユーロビートを聴いています。

・ひと月に2回以上はライブハウスに遊びに行き音楽を楽しんでいます。その中でも鋭児という5ピースバンドが大好きです。近年King GnuやKroi、BREIMENなどのミクスチャーバンドの一群がいますが、特に鋭児は男らしくぎらついておりエッジの効いたバンドだと思います。 ライブで得た感動が私を音楽の世界へと導き、大学で曲作りを始めるきっかけとなりました。

・女性アイドルが大好きで、キングレコード所属アイドルだと≠ME、#ババババンビなどのライブに行ったことがあります。アイドルだけでなく、舞台鑑賞やプロレス観戦(特に好きな選手はジェフ・コブ)、お笑いライブ(好きな芸人はナイチンゲールダンス)も好きで、ジャンルを問わず「生」で感じられるエンターテインメントに心惹かれる傾向にあります。その瞬間にしか見られない、二度と同じ形では再現されないパフォーマンスや、生で得られる感動が大切な思い出として心に深く刻まれていて、それら全てが私の宝物です。

Q. 就職活動中に興味のあった業界はどのような業界ですか?

A. ・業界にこだわらず、音楽・音に関わりたかったため、レコード会社、ポストプロダクションの音響効果、MA職など自分がしたいことができる会社を受けていました。

・エンタメ業界しか見ていませんでした。実際に受けたのはアニメ、ゲームに関わる会社です。振り返ってみればだいぶ綱渡り状態でしたが、就職活動をしていた当時はダメだった時の事はなぜか考えていなかったです。

・エンタメ業界、特に音楽業界です。しかし、狭き門であることは理解していたため、芸能プロダクションに加え、エンタメ業界とは関係のない企業にも応募していました。

Q. いつ頃から就職活動を始めましたか?(インターンシップへの参加等)

A. ・大学3年生の6月頃からです。この頃になると企業説明会やインターンシップの広告を目にする機会が多くなり、就活を始めるきっかけになりました。まずはWEB上の企業説明会に参加し、夏頃から何社か興味のあるインターンシップに参加するようになりました。

・就活を始めた初期(大学3年生の春〜秋)はエンタメ業界以外にも、人材業界、広告業界などのインターンシップに参加しましたが、エンタメ業界以外に入社する自分が想像できず本選考(大学3年生の冬〜)はエンタメ業界(レコード会社、芸能事務所)のみ受けていました。

・インターンシップには参加しませんでした。2月中旬ごろから情報収集を始めたのでかなり遅いスタートだったと思います。

Q. 就職活動中に印象に残っていることはありますか?

A. ・エンタメ業界では、エントリーシートや面接において個性が尊重されていたことです。就職活動はいかに型通りで優秀な人間を演じるかだと考えていた節があるのですが、自分の強みや経験、思いを自由に伝えられるような選考に衝撃を受けました。一貫して好きなことに関することだったため、楽しく選考を受けていたような気がします。

・エンタメ業界ならではのESです。特徴としては、ボリューミーな分量と写真やイラストを使った創造的な記述が求められることだと思います。最初は戸惑ったのですが、取り組んでいくうちに途中から楽しくなりました。どうしたらESを採点する方に楽しく読んでいただけるかを考えて作成すると良いといいと思います。

・芸能事務所の面接で「今日起こったラッキーな出来事を1分間で話して」と言われたことです。エンタメ企業らしい質問で、日常の中のポジティブな瞬間に気づく力や、柔軟な発想を試されているのかもしれないと感じました。エンタメ業界の面接では予想もしてない質問が飛び交うので、面接は話すことを暗記するのではなく素の自分で臨む必要があると感じました。

Q. キングレコード(会社・社員など)の印象は?

A. ・いい意味での緩さというか、ピリピリしてる感じがないというか、居心地のよさそうな会社だなと思います。あとは自分の『やりたい事』を話すと肯定的に受け止めてくださる方が多いです。

・とても優しい方が多い印象です。内定をいただいた後、さまざまな部署の方々とお話しする機会があり、いつも私たち内定者を暖かく迎え入れてくれました。この雰囲気は面接の時も感じ、自分の考えをリラックスして話すことができたのを覚えています。

・優しく、親身になってくださる人が多い印象です。内定前の段階でも分からないことのメールに返信してくださりとても安心したことを覚えています。また、面接や内定後も優しく親身に話をしてくださるので、会社に入ることへの不安がなくなりました。

Q. キングレコードを受けたキッカケ、そして入社を決心した決め手は?

A. ・インターンシップに参加したことがきっかけです。他のレコード会社のインターンシップや選考にも参加しましたが、特にキングレコードは『ヒプノシスマイク』のように音楽、アニメやゲームなど様々なジャンルのエンタメを組み合わせた面白いコンテンツ作りができるのではないかと魅力を感じたため入社を決心しました。

・マニアックな作品が多いイメージがあり受けました。会社について調べ、選考を進めていく中で作品を第一にしている姿勢に惹かれ入社したいと思うようになりました。また、エンタメ系の会社のイメージであった派手さがあまりなく、社風が自分に合っていると感じたのも決め手となりました。

・扱っている音楽ジャンルが幅広いため、より多くの方にエンタメがもたらす感動を届けることができると思ったからです。入社の決め手はいくつかありますが、若手から多くのことに挑戦できる環境にあることが一番の決め手です。

Q. 内定者(同期)の印象は?

A. ・自分の好きなエンタメが明確で、そのことについてなら何時間でも語れるような人が集まっていると感じます。

・優しいし、お互いのこれまでのキャリアにリスペクトを払える素晴らしい人格者の集まりだと思います。
チームプレーを重んじる人たちが多い印象を受けました。

・音楽やエンタメが、真っすぐに好きな子が多いという印象です。音楽やエンタメにこんな形で関わりたいと顔を輝かせて話してくれます。

Q. 面接で心がけていたことはありますか?

A. ・「埋もれないようにすること」を常に意識していました。例えば、面接で趣味を聞かれた際には、ありふれた回答を避け、プロレス観戦や競馬といった印象に残りやすい趣味を選んで答えました(ただし、競馬のようなギャンブル関連は職種によっては慎重に扱う必要があります)。また、好きなエンタメについて聞かれた際も、単に「アイドルが好きです」と答えると他の就活生と差別化しにくいと考え、「タイのバンコクを拠点に活動しているBNK48を応援しています」と話したところ、興味を持ってもらうことができました。このように、面接の場で自分らしさをアピールし、記憶に残る存在になるための工夫を取り入れながら臨みました。

・暗記したものをスピーチのように話すのではなく、面接官の方々と対話することを心がけていました。事前に面接練習をたくさん行って、自然な流れでアピールしたいことを言えるように準備しました。また、笑顔が本当に大切です!表情が固まっているよりも笑顔な方がお互いに話しやすいと思います。

・自分の好きな事に正直である事です。好きな事、自分でやりたい事を正直に伝え続けました。勿論その結果ご縁の無かった会社もありますが、こうしてそれを受け入れてくれる場所にたどり着くことができたので、結果論ですがこの姿勢は崩さないでよかったなと思います。

Q. 就職活動を振り返って、「もっとこうしておけばよかった」と思っていることはありますか?

A. ・自分が知らない企業をもっと早くから探しておくべきだったなと思っています。一つの会社にこだわりすぎずとも、やりたいことの軸を持っていれば、あらゆる角度から実現できる会社はあるので、自分の選択肢を増やすために、もっと早くからどんな会社があるのかきちんとリサーチすべきだったなと思っています。

・もっと早く面接の練習を始めていれば良かったと思います。面接に慣れていなかった頃は、緊張で言いたいことを忘れてしまったり、表情が硬くなってしまったりすることがありました。それがとても悔しく、自分で動画を撮って練習したり、友人と模擬面接を行ったりしました。場数を踏むにつれて自信がつき、面接の突破率も上昇しました。

・エンタメは非常に広い分野なので、できるだけ多くのことに触れるべきだったと思います。僕が大好きな音楽だけでなく、舞台や映画など、幅広い知識を持っておくことは、就職活動だけでなく、その後の仕事でも役立つのではないかと思います。

Q. 将来、どんな仕事をやってみたいですか?(また、どんな風になりたいか)

A. ・新人発掘を行い、一からアーティストをマネジメントしたいと思っています。新しいことに挑戦し続け、先輩方の歩まれた歴史を踏襲しつつ、若い世代の考えや意見を取り入れた新しい音楽業界のあり方に貢献できる男になりたいです。

・オリジナルロボットアニメの企画は絶対にやりたいと思っています。これは面接でも必ず話していました。他にも既存の小説や漫画などのアニメ化や、特撮の主題歌に関わりたいなど、いろいろ考えています。

・より幅広い層に音楽を届け、様々な垣根を越えて、どこにいても音楽を肌で感じられるような環境を創り上げていきたいです。また将来的には、地元から愛され地元の象徴となるようなアーティストの発掘・発信にも関わりたいなと思っています。

Q. 学生時代に熱中したことは?

A. ・音楽を聴くだけではなく、自分で楽曲の制作を行いMVの制作をしたり、CDを同人の即売会で頒布したり、シンガーソングライターや作家の方から楽器演奏の依頼を受けたりしていました。演奏の依頼を受ける際には、相手が求めている演奏ができるように、コミュニケーションの取り方を工夫し、信頼してもらえるように活動していました。

・ライブ鑑賞です。西は大阪から北は北海道まで各地を飛び回り、キャパシティー100人弱のライブハウスからアリーナまで、様々な規模のライブに足を運びました。ライブで初めて聴いたバンドを気に入りそのままCDを購入したり、同じバンドのライブに通うたびに友達が増えたり、地方のライブついでに観光したりと付随して様々な経験や出会いがありました。また、軽音楽サークルでのコピーバンド活動や、大学での音楽の研究、ライブハウスでのアルバイトなどにも力を入れていたため、学業・アルバイト・趣味全てを音楽に捧げた学生生活でした。

・インフルエンサーマーケティングの会社でインターン生として働いていました。自分が関わった施策を通じてモノが売れたとき、これまでにない感覚を味わい非常にワクワクしました。一方で、好きなアイドルのライブにも欠かさず足を運び、忙しさの中にも充実感を感じた学生時代でした。

Q. 就活生へのメッセージ(アドバイスなど)をください!

A. ・自分にできる限りの対策を尽くしたうえで、結果が不採用であれば「ご縁がなかった」、内定をもらえた場合は「ご縁があった」と考えるくらいの気持ちで就職活動に向き合うと、必要以上に追い詰められることなく前向きに頑張れると思います。「ご縁」を意識することで、結果を柔軟に受け入れる余裕が生まれるのではないでしょうか。心の余裕を持ちながらも準備には全力を尽くすことでどんな結果であっても納得して次に進むことができるはずです!

・自分自身を最後まで信じてあげてください。これからさまざまな企業を受けていく中で嬉しいことや悲しいこと、たくさんの感情と共にすることがあると思います。おそらく大学受験よりも自分自身と向き合う時間が長く、辛いことが重なって友人や家族に相談する機会が増えるかもしれません。しかし、選考に挑むのは自分自身。最後に背中を押してくれるのはあなた自身です。できるだけ自分を労わりながら面接に向けてたくさん準備して諦めずに頑張ってください!

・エンタメ業界の就職活動は狭き門と言われているので、苦労している方も少なくないのではないでしょうか。特に就職活動の時期は視野が狭くなりがちなので、色々な人に自分のやりたいことやESを見てもらうといいと思います。私は大学の就活センターの方・友達・OB/OGの方・親など沢山の人にESの相談をしました。自分なりの最強のESを作成すれば、面接も怖くありません。めげずに、休息を取りながら頑張ってください!