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いにしえの巨匠たちの名演が独自技術で鮮やかに蘇る!「ダイレクト・トランスファー」シリーズ

【SP盤とは?】 19世紀末から1950年代後半まで生産されていたアナログレコードの旧規格。1分間に約78回転するため、33回転のLP盤と比べると1枚あたりの収録時間は短いものの、独特の音の温かみやノイズがあることが特徴で、1930年代前後を中心にフルトヴェングラーやクライスラー等による歴史的名演が残されてきました。当時の巨匠たちの演奏は個性的で自由闊達。また現在のように編集ができないため、その録音には一発勝負の緊張感も感じることができます。 【「ダイレクト・トランスファー」シリーズとは?】 しかし、現代でSP盤を聴くためには骨董品のような蓄音機や専用の再生装置が必要です。さらに録音特性がメーカー毎に異なるので、レコードごとの調整も欠かせません。加えて中古品市場から状態の良いSP盤を購入するのも現代では一苦労。 また、1948年に登場した初期モノラルLP盤の時代の作品も、現在では楽しむためには高いハードルがあるのが現状です。 そこで2006年に、クラシック専門のCDショップ「グッディーズ」と、オーディオ研究家としても著名な新忠篤氏が独自にSP盤および初期モノラルLP盤をCD-Rに復刻する「ダイレクト・トランスファー」シリーズを開始。CDプレイヤーで手軽にSP盤と初期モノラルLP盤の音を楽しむことができるようになりました。 とはいえ、これらは当時のレコードをそのままCD-Rに落とし込んだ商品です。つまり、SP盤1面あたりの収録時間が5分程度であったことから、曲の途中であろうと約5分に1回ごとに再生が途切れている状態でした。 今回の当シリーズでは、つなぎ編集を施し、新たにマスタリングもした上でのリリースとなります。これまでのCD-Rは資料的な側面も強いものでしたが、大曲も途切れなしに浸ることが可能になり、音楽ソフトとして各段にストレスなくお楽しみいただけるようになりました! SP盤は当時最先端の技術でした。CDやLP盤に比べて物理特性こそ劣りますが、演奏家と録音エンジニアの情熱の結晶であり想像以上にすばらしい音が詰まっています。 そんなSP盤と初期モノラルLP盤を、最短のプロセスで望みうる最高の音質で聴くことができるようになった「ダイレクト・トランスファー」シリーズの復刻企画は今後も続きます。乞うご期待! 【商品一覧はこちら】 ※「ダイレクト・トランスファー」シリーズは基本的にSP盤からの復刻作品ですが、一部に初期モノラルLP盤からの復刻も含まれます。 ※本作では細かいノイズ・擦傷音が入る箇所がございますが、収録当時のオリジナルマスター音源に起因するものです。予めご了承下さい。