ARTIST
フランシス・ダナリー
FRANCIS DUNNERY
大英帝国プログレッシヴ・ロック界の救世主として1980年代前半に
彗星の如く登場した“イット・バイツ(IT BITES)”
非常に短期間の活動ながら、英国的な叙情性溢れる美しいメロディと
プログレ的構築美を併せ持ったクオリティの高い楽曲群、
アイデアと実験性が漲るアレンジ&センス、
そして何よりもプレイアビリティに長けた圧倒的な演奏力、
更に端正なヴィジュアルで人気を博した。
その中心人物、リーダー、フロントマンであったフランシス・ダナリー(Vo,G)。
彼の脱退をきっかけに解散への道を辿る事になったイット・バイツだったが、
新たにジョン・ミッチェル(Vo,G)を迎え華麗なる復活劇を遂げた。
一方、イット・バイツ解散後、フランシスはソロ活動へとシフト、
よりストレートなロック色を強めた音楽を追求しながらも、
ソウル、ブルース、ダンス・ミュージック、カントリー、フォーク、トラディショナルなど
多岐に亘る音楽性を取り入れ、コンスタントにアルバムのリリースを続けるも、
徐々に音楽マーケットのメインストリームから距離を感じさせるようになっていった。
そんな状況の中、
永きに亘りイット・バイツ時代の楽曲を本質的には敢えて避けるようにしてきた
(アレンジを大胆に変えた形でのアルバム収録やLIVEでの演奏はあるが・・・)
フランシス・ダナリーが、なんとイット・バイツ時代の名曲群を新たにレコーディングし、
まさに奇跡のソロ・アルバム『VAMPIRES』を自身のバンドと共に完成させ、
突如として充実の完全復活を果たした!!