ARTIST

Quartet Explloce(クァルテットエクスプローチェ)

<メンバー> ★森山涼介 愛知県豊田市出身。東京藝術大学を経て、同大学院修士課程を修了。大学卒業時に同声会賞を受賞し、受賞者記念コンサートに出演。また在学中、藝大フィルハーモニアと共演。 第8回ビバホールチェロコンクール特別賞(井上賞)、原村室内楽セミナーにて「緑の風奨励賞」、「ハイドン賞」を受賞。「JTが育てるアンサンブルシリーズ」、「六花亭ホール・期待の若手シリーズ」等に出演。これまでに久保田顕、林良一、林俊昭、北本秀樹、山崎伸子の各氏に師事。現在、東京都交響楽団チェロ奏者。 ★高木慶太 北海道石狩出身。6才よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)及び桐朋学園大学卒業。同大学院大学を経て’07年春ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリン芸術大学に留学。 第74回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位入賞。ドミニコ・ガブリエリチェロコンクール第3位入賞。’01年いしかわミュージックアカデミーにてIMA賞受賞。第1回旭川・ウィーン国際弦楽セミナーにて優秀賞を受賞。 第106回日演連新人演奏会において札幌交響楽団と、大学院大学在学中に桐朋オーケストラ・アカデミーと共演。クァルテット・ヒムヌスチェロ奏者。 現在、読売日本交響楽団首席代行奏者。 ★辻本玲 1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。 2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。 2007年度青山音楽賞新人賞受賞。 2006年、2007年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。みどり氏より「彼の演奏は、その音色が自然体でのびのびしており、音楽の大切な要素であるLOVEが伝わってきます。これは、彼のパーソナリティそのものであり、それを伝達する技術を彼が持ち合わせているというほかありません」と賞賛された。 ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウスアカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学し卒業。 2009年7月、サントリーホールにおいてチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」を演奏(秋山和慶指揮/東京交響楽団)。8月、Rendontres de Violoncelle de Belaye 2009(フランス)に招待された。12月、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。(その模様はNHK−BSにてドキュメンタリー番組「チェロ・エスプレッシーボ!〜国際コンクールに懸ける青春〜」としてオンエアされた) 2010年、8月、Fondazione Accademia Musicale Chigianaにおいて、アントニオ・メネセス、サルヴァトーレ・アッカルド等と共演。11月NHK-FM「気ままにクラシック」にゲスト出演。 2011年3月から京都コンサートホールを皮切りに札幌コンサートホールkitara、名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、東京サントリーホールでリサイタル・ツアーを実施。 2012年2月、大阪ザ・シンフォニーホールにてドヴォルザーク「チェロ協奏曲」を演奏(山下一史指揮・日本センチュリー交響楽団)、名古屋・宗次ホールと東京・白寿ホールにてリサイタルを開催。 2013年7月名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、8月東京トッパンホールにてリサイタルを開催。10月には「第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。 毎年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「「クァルテット・エクスプローチェ」や「及川浩治トリオBee」「堀米ゆず子室内楽シリーズ」へも参加するなど実力派として注目を集め、2015年6月からは日本フィルハーモニー交響楽団「ソロ・チェロ奏者」に就任するなど、今後の活躍が期待されている。 これまでに、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、関西フィルハ−モニ−管弦楽団、日本センチュリー交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。 使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。 オフィシャルサイト http://rei-tsujimoto.com ★市 寛也 福岡県福岡市出身。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。 学内にて同声会賞受賞、新人演奏会に出演。 原村室内楽セミナー(現リゾナーレ室内楽セミナー)にて基金緑の風音楽賞を受賞、奨学金を受ける。2006年、弦楽四重奏で松尾学術振興財団より助成金を授与。 九州交響楽団、福岡室内合奏団、西区フィルハーモニーオーケストラなどと協演のほか、別府アルゲリッチ音楽祭、北九州国際音楽祭、王子マロワールドなどに出演。 チェロを関原弘二・秋津智承・宮田浩久・苅田雅治・河野文昭、室内楽を山崎伸子・松原勝也・岡山潔・故ゴールドベルク山根美代子の各氏に師事。 明治大学オーケストラ、東京大学オーケストラトレーナー。 東京Jr.オーケストラソサエティ講師。 2012年1月よりNHK交響楽団チェロ奏者。 ************************************************************************************************************************ 2013年末、大学時代から気心の知れた4人で結成。 枠に収まりきらない爆発的なアンサンブルを目指す意味でexplode(爆発)、積極的に様々なジャンルのプログラムを取り入れる意味でexplore(探険)、この2つの思いにローチェ(celloをもじった業界用語)を組み合わせてExplloceと命名。 取り上げるプログラムはチェロアンサンブルの既成曲のみにとどまらない。 チェロアンサンブルで表現可能なプログラムを熟考し、新たに編曲を依頼することにより、グループのオリジナル性・チェロアンサンブルの極限性を追求。 これまで福岡・北九州・門司・直方・松山・大阪・名古屋でツアーを開催するほか、東京での定期演奏会を開催。いずれも大盛況を博す。 コンサートホールでの公演だけでなく、チェロアンサンブルならではともいえるレパートリーの広さ、親しみやすさを活かし、学校・役所・病院・老人ホームなどでのアウトリーチやミニコンサートも積極的に行う。