ARTIST

坂田明&ちかもらち

Akira Sakata and Chikaramochi

<坂田明(a・sax), ダーリン・グレイ(ba), クリス・コルサーノ(dr)> 天才プレーヤー同士の音魂ぶつけ合いセッションを余すところなく収録。 非癒し系の元祖!?坂田 明の世界は、聴けば聴くほどおもしろさが増していく。
坂田 明 (サカタアキラ) サックス、クラリネット奏者 1945年生まれ 広島県呉市出身、広島大学水畜産学部水産学科卒業。 1972年「山下洋輔トリオ」に参加、メ-ルス(Maers)ニュ-ジャズ・フェスティバル、ベルリン・ジャズフェス、モントル-・ジャズフェス、ニュ-ポ-ト・ジャズフェス等様々なフェスティバルに出演。 1980年より「Wha ha ha」結成、「SAKATA TRIO」結成、81年、同トリオでヨ-ロッパツア-,「SAKATA ORCHESTRA」でベルリン・ジャズフェスティバルに出演。以後「SAKATA SEXTET」「DA-DA-DA ORCHESTRA」「MITOCHONDRIA」「HARPACTICOIDA」など様々なグル-プの結成、解体を繰り返す。 1994年、Bill Lazwellとの共同project「微塵子空艇楽団(Flying Mijinko_Band)」で中央アジアツアー。 1997年、インディーズ・レーベル「Daphnia」をつくり「どうでしょう?!」を発表。 2000年から「坂田明mii」「坂田 明YAHHOO!」などをスタート。 2003年、長年にわたるミジンコの研究普及活動が認められ、日本プランクトン学会より特別表彰される。 2005年、坂田明、企画&撮影で、DVD「ミジンコ 静かなる宇宙」特典映像:坂田明miiのlive付きを発表。 2006年、NPO日本チェルノブイリ連帯基金(鎌田實理事長)の"がんばらないレーベル"発足に参加、CD「ひまわり」(09年現在3万枚突破!!!)。同年 Jim O'Rourke との共同projectを中心に様々なセッションを展開する。  2007年、東京薬科大学生命科学部客員教授に就任。 2008年10月、坂田明(AS.CL)、ジム・オルーク(G)、ダーリン・グレイ(B)、クリス・コルサーノ(D)、の日本縦断ツアーを行う。 2009年3月「坂田明&ちかもらち」(ダーリン・グレイ、クリス・コルサーノ)でスェーデン「パースペクティブス2009」に招待され、ヨーロッパ・ミニツアー。5月、同ちかもらち+ジム・オルークで日本ツアー。 6月「坂田明trio」(黒田京子P、水谷浩章B)を結成、東北、岩手ツアーをおこなう。9月「坂田明trio」北海道ツアー。11月シカゴ、アンブレラ・ミュージック・フェスティバルに招待され、トータスのメンバーら(Jeff Parker ,Nathan McBride、John Herndon)とライブ・レコーディング・セッション、ならびに「坂田明&ちかもらち」にてライブ・レコーディング。 現在は「坂田明Trio」、「坂田明&chikamorachi」及び、内外を問わずさまざまなミュージシャンとフリー・セッションを行う。
ダーリン・グレイ / Darin Gray (bass) ダーリン・グレイは80年代からアンダーグラウンド及びサブ・アンダーグラウンド界で活動している。90年代はじめ、セントルイスのハードコア・ ジャズバンドDazzling Killmenで注目を浴び、以降アコースティックやエレクトリック・ベースの即興演奏で名を馳せるようになった。 現在活動中のロック・トリオGrand Ulenaやオン・フィルモア(ウィルコのドラマー、グレン・コッチェとの デュオ)以外にも、アラン・リヒト、ティム・バーンズ、ジムオルーク、ローレン・マザケイン・コナーズらと共演している。またBrise-Glace、Yona Kit、You Fantasitic!のメンバーでもあり、ボビー・コン、ケヴィン・ドラム、ロープ、ジム・オルーク、ウィル・オールドハム、KK Null、バニーグラント、チア・アクシデントなど数多くのレコーディングに参加している。
クリス・コルサノ / Chris Corsano (drums) クリス・コルサノは合衆国ニュー・イングランド州でドラムを始めた。ポール・フラハーティ、 ジャンデク、キム・ゴードン、サーストン・ムーア、ローレン・マザケイン・コナーズ、ジム・オルークらと多数の共演歴があり、ソロ作品も発表している。 最近ではビョークの最新アルバム「ヴォルタ」に参加し、ツアーにも同行している。
ジム・オルーク / Jim O'Rourke (guitar、“ちかもらち空を飛ぶ!”アルバム・プロデュース&ミックスダウン) アメリカ「ポスト・ロック」シーンの牽引者。 1969年シカゴ出身。10代後半にデレク・ベイリーと出会い、ギターの即興演奏を本格的に始める。その後、実験的要素の強い自身の作品を発表。ジョン・フェイヒイの作品をプロデュースする一方でガスター・デル・ソルやルース・ファーなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに積極的に参加。「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立する。また、マース・カニンガム舞踊団の音楽を担当するなど、現代音楽とポスト・ロックの橋渡し的な存在となる。1999年にはフォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『ユリイカ』を発表、インディーズのリリースながら、日本でも数万枚を記録。近年ではソニック・ユースのメンバー兼音楽監督としても活動、より広範な支持を得る(2005年末に脱退)。2004年には「Wilco/Aghost is born」のプロデューサーとして、グラミー賞を受賞、本国でも現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエイターとして、高く評価されている。日本文化への造詣も深く、「くるり」のプロデュースを始めとして、ボアダムス、カヒミ・カリィとのコラボレーションや、映画監督、若松考二の作品の評論など様々な活動を行っている。