ARTIST

ヒブリア

HIBRIA

【ラインナップ】
ユーリ・サンソン (Vo)
アベル・カマルゴ (G)
ヘナート・オソーリオ (G)
ベニュール・リマ(B, Cho)
エドゥアルド・バルド (Ds)

【バイオグラフィー】
2003年、
ドイツの『Remedy Records』との契約を手に入れたバンドは、デビュー・アルバムの制作を開始。
当時のメンバーはマルコ・パニーキ(B)、ユーリ・サンソン (Vo)、ディエゴ・カスペル (G)、アベル・カマルゴ (G)、サヴィオ・ソルディ(Ds)。
2004年、
デビュー・アルバムとなる「Defying The Rules」を日本先行でリリース。
メタル専門誌でのディスク・レヴューで新人では異例の90点以上の大台を獲得し、デビュー・アルバムが好セールスを記録、
同郷の雄であるANGRA、アンドレ・マトスに並ぶ強力なバンドとして、新人にしては異例の注目度を浴びる。
2005年、
ドラマーのサヴィオが脱退。後任としてエドゥアルド・バルドをメンバーに迎え、ブラジル国内で勢力的な活動を再開。
翌年8月には、ブラジル最大のメタル・フェスにも参加、そして、元ANGRA〜SHAMANのシンガー、アンドレ・マトスとの共演も果たす。
2008年、
春に前作同様、ディエゴとマルコがプロデュースを担当した2nd「The Skull Collectors」をリリース。
再び、専門誌のディスク・レヴューで90点以上の大台を記録、現在の人気を決定付けた。
2009年、
初来日公演も行い、また同年秋には日本最大のメタル・フェス、ラウドパークで再来日を果たし、多くのメタル・ヘッズを沸かせた。
2010年、
ベーシストのマルコがバンドを突如脱退、後任にはベンハー・リマが迎えられる。

2011年、
キングレコード/メタル・フロンティアに電撃移籍し、3枚目となるアルバムを「ブラインド・ライド」をキングレコードより発売。
同年5月には3度目の来日公演を行った。そして、品川ステラボールで行われた東京公演の模様をライヴ収録。
来日公演後にオリジナル・ギタリストであるディエゴ・カスペルがバンドから脱退を表明するが、バンドはすぐにSCELERATAのギタリストとして活動していたレナート・オソーリオを加入させ、現在の編成となる。

2012年、
6月には初のライヴDVDと2枚組ライヴ・アルバムをリリースし、10月には2度目のラウドパーク出演も果たし、2万人にも及ぶオーディエンスを熱狂させた。
2013年、
通算4枚目となるアルバム「Silent Revenge」を発売し、同年9月には来日公演を行った。
2014年、
デビュー・アルバム「Defying The Rules」を現メンバーでリレコーディングし、日本限定で発売した。

2015年7月。約2年ぶり、通算5枚目となるアルバムを発売。 2017年12月8日・・・ <HIBRIA メンバー・チェンジのお知らせとニュー・アルバム『MOVING GROUND』に関して> ●日本のファンのみんなへ 信じられないことだと思うけど、ユーリ・サンソン<Vo>、エドゥアルド・バルド<Ds>、ヘナート・オソーリオ<G>、アイヴァン・ベック<B>が彼らの夢の実現のためHIBRIAから脱退することをアナウンスしなければなりません。 俺たちのファースト・アルバム「DEFYING THE RULES」からサポートをしてもらい、バンドが日本だけでなく世界中で成長するのを助けてくれました。日本の皆はとても特別な存在なので、この5人のメタル・ミュージシャンの心からの感謝を伝えたいと思います。 また、ともに素晴らしい時間を過ごしたユーリ、エドゥアルド、ヘナート、アイヴァンにも感謝すると共にこれからの彼らの活躍を祈っています。 日本で2月14日に発売されるニュー・アルバム『MOVING GROUND』は、このメンバーの傑出した才能を集約しています。我々5人は、このニュー・アルバムの為に満足しているし、我々と同じように皆さんが楽しんでくれることを願っています。どの曲に対しても、自分たちのベストを込めています。 私はHIBRIAという夢と一緒に進み続けていきます。 時がくれば、HIBRIAの新章を始め、伝説を続けていく為の新たなメンバーの選出を行うつもりです。                                       アベル・カマルゴ(HIBRIA) ●日本の皆さんへ HIBRIAのヴォーカルとして20年間、素晴らしい時間を過ごすことができました。 大阪、名古屋、東京でライヴをしたことは特別なことでした。もし他の国で生まれていたのなら、それは日本だったと思います。しかしながら、アーティストでいることは簡単なことではありません。つまり、ステージに立つことはミュージシャンにとって一番のことです。ファンと交流し、歌って、ジャンプして、ダイブして汗をかくのは人間が感じられる他のどんなことよりもはるかに楽しいことです。これまでも、そして、これからもずっと、私をこんな気持ちにしてくれた日本の皆さんにお礼を言いたいと思っています。 この20年間、ファンの方が目にすることのなかった多くのことに私は殆どの時間を費やしてきました。この多くのことは、アーティストとしての役割を果たすために、プライヴェーとを置き去りにすることを意味しています。 私の人生は夢によって突き動かされていたけども、残念ながらHIBRIAで活動することがそうでは無くなってしまいました。 今後はHIBRIAは大きな“現実”として存在し、皆さんはいつでも我々の6枚のアルバムを聴いて私を覚えていてくれると思います。 『MOVING GROUND』は間もなくリリースされ、HIBRIAの最高傑作の一つとなります。 情熱や怒り、威厳や強さに満ちた曲を聴けるでしょう。歌詞を読めば、さらに理解できると思います。我々の作曲、制作、レコーディングの最中に心に思っていたことを感じることができると思います。 “人生は一度きり”で、私はいつも夢の実現のために戦っています。 愛をこめて                                        ユーリ・サンソン ●世界中の皆さんへ 素晴らしい音楽やライヴを経験して、私はHIBRIAから脱退することをご報告します。 脱退は簡単なことではありませんが、HIBRIAと共にやってきたあらゆることは、我々の音楽を楽しんだり、ライヴに来てくれた人々に何かしら良いことをもたらして来たのではないかと思っています。皆さんがそう感じていてくれるのなら、私の役割は果たせたと思う。 HIBRIAはまもなく6枚目のアルバム『MOVING GROUND』をリリースします。素晴らしい出来で、皆さんにとって特別なものになるようベストを尽くしました。 HIBRIAの“元気玉”の一部になってくれた世界中の皆さん、ありがとうございます。 皆さんからのエネルギーは忘れません。 12年間をともにして素晴らしい時間を過ごしたHIBRIAにも感謝している。これからのバンドの活躍を願っています。次の情報を楽しみにしていてください。                                        エドゥアルド・バルド ●HIBRIAへの加入の申し出があったのは6年前くらいでした。すでに世界のメタル・シーンで軌道に乗っていたバンドには友人がいたので、喜んで加入しました。 HIBRIAと共に、心から誇りに思えるアルバムを作り、レコーディングすることが出来ました。アジアや北米、ブラジルをツアーし、大好きなメタル・バンドのサポートも務めることも出来ました。 素晴らしいフェスティヴァルや“Rock In Rio”にも出演することが出来、全てずっといい音楽と結びついていました。 HIBRIAで私は人間としても成長しました。グループのダイナミクスやリスペクトを学ぶことができ、本当の友人ができました。実際、バンドはこの6年間で私のライフ・プロジェクトでした。 HIBRIAの他に、音楽プロデューサーとしてのキャリアにも多く集中し、素晴らしい喜びを与えてくれましたが、とても時間が割かれることでした。HIBRIAのようなバンドに在籍するのは完全な専念と責任が要求され、だんだんとそれを満たすことが難しくなってしまい、バンドから離れることを決断しました。 2017年は、私は制作と新作の準備をしてきました。私が言えるのは、最高の仕上がりでメンバーそれぞれのパフォーマンスも驚くほどのものです。2018年2月にリリースされる新作は、間違いなく皆さん興味を持ってくれるはずです。芸術的で、そしてもちろん、メタルです。 コンサートに来てくれて、CDやTシャツを買ってくれたお客さん、バンドをいつもサポートしてくれた仲間たち、アベル、ユーリ、エドゥアルド、アイヴァン、そして、ベニュール、バンドのこれからの成功を祈っています! これからは、今建設途中の私の新しいレコーディング・スタジオや新しいプロジェクトに専念していきます。音楽が終わることはありません。 どうもありがとうございます、またお会いしましょう。                                        ヘナート・オソーリオ ●2016年2月26日のことでした。ユーリに呼ばれてバンドへの加入を求められたとき、私は11年間もヘヴィ・メタルをプレイしていませんでした。私のミッションは、偉大なるブラジルのべーシストであるマルコ・パニーキとベニュール・リマの代わりを務めることでした。オーディションのセットリストは人生で一番難しいものでした。不安は大きく、ファンをがっかりさせるのではないかという心配もさらにありました。しかし幸運にも心から迎え入れてもらえました! みんなが純粋な気持ちで私を迎えてくれ、これは一生忘れません。加えて、私のキャリアにおいて一番の音楽的な”トラブル”に対して一音一音教えてくれたベニュールからは多大なサポートを受けました。 1年と半年少々、厳密に言うと22カ月。短かったものの非常に濃い期間多くのことを学びました。素晴らしい場所へ行き、ブラジルの内外を小さい場所から広いステージまでライヴをしました。私は”XX EP”, ビデオクリップ、写真撮影や取材、そしてみなさんの耳を驚かすである新作のレコーディングに参加しました。 ですが、ジャズやブラジル音楽に対する私の本当の使命感や情熱が私を再び呼んでいました。さらに、ポルトガルのエヴォラ大学へ音楽学の修士号取得へと決意することとなりました。職業的にも個人的にも、簡単な決断ではありませんでしたが、人生のある瞬間で、私たちはこのような決断を下さなければなりません。 一緒に働いてくれた全員に、特にバンドメンバーのユーリ、エドゥアルド、ヘナート、アベルにお礼を言いたいです。 HIBRIAのファンの皆さんへ、私を迎え入れてくれた親切に感謝いたします。皆さんのために、たくさんのエネルギーを込めてアルバムを作りました。皆さん楽しんでくれるはずです! 音楽が止まることはありません。皆さんの心に大きなキスを贈ります! またお会いしましょう。                                        アイヴァン・ベック