今年デビュー40周年。人気・実力ともに日本を代表するヴァイオリニスト。日本音楽財団より貸与の1709年製ストラディヴァリウス"Engleman"を使用。華のあるステージ、深く温かい演奏で聴衆に感動と喜びを届けている。東京芸術大学、同大学院博士課程修了。全日本学生音楽コンクール第1位。シェリング来日記念コンクール第2位。在学中よりソロ活動をはじめ、ウィーン、ローマ、ケルン、ベルリンでのリサイタルも絶賛を博す。2009年トロント音楽祭、13年にはザルツブルグ市に招待されてミラベル宮殿でリサイタルを開き好評を得る。国内外の主要オーケストラとソリストとして共演を重ね、昨年シュトゥットガルト室内楽団との日本ツアーも大成功をおさめ、本年はキエフ国立フィルのソリストを務める(12/18弘前市民会館・12/19サントリーホール・12/25名古屋・愛知芸術劇場大ホール)。文化庁「芸術祭大賞」受賞。テレビ番組「題名のない音楽会」に340回以上最多出演など多岐にわたるメディアでも活躍中。コンサートの合間には1995年より始めた病院や施設でのボランティア演奏を行い、2011年9月、国際文化会館にて東日本大震災への国際救援に対する感謝のコンサート「“ありがとう”を音楽に乗せて」を企画・演奏。被災地に演奏を届ける活動も精力的に続けている。 CDはロングセラー『夢のあとに』『椿姫ファンタジー』、『深紅のシャコンヌ』(SONY)、全音楽譜出版より自身の校訂版も出版されている『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲/ラロ:スペイン交響曲』『ブルッフ/サン=サーンス協奏曲(日本人初録音)』(キング)ほか多数。カラヤンのレコーディングで有名なベルリン イエス・キリスト教会での録音『R.シュトラウス/ベートーヴェンソナタ5』(ピアノは名手イタマール・ゴラン/SONY)も高い評価を受けた。 東京音楽大学教授。東京芸術大学附属音楽高校講師。東京交響楽団ソロ・コンサートマスター。川崎市市民文化大使。高知県観光特使。日本交響楽振興財団理事。現在、40周年記念コンサートを全国各地で開催中。