RELEASE

SACD

1953年ルツェルンのフルトヴェングラー

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

2017/11/22

KIGC-27〜8 定価:¥4,400 (税抜価格 ¥4,000)

商品詳細
				
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団) ≪収録曲≫ 1.シューマン:「マンフレッド」序曲 作品115 2.ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 3.シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120 録音:1953年8月26日クンストハウス、ルツェルン(ライヴ) ルツェルン音楽祭公演 <モノラル> ★輸入盤(AU 91441 )+日本語帯・解説書付き 輸入・発売元:(株)キングインターナショナル 販売元:キングレコード(株) ※通常のCDプレーヤーでも再生できます。 ●フルトヴェングラーのリアス放送録音の1st マスター・リリースで名を馳せることになったドイツ・アウディーテ社は2014年に、 バーゼルのスイス放送局から「ルツェルンの第九」を初めてダイレクトにマスタリング、SACDハイブリッド盤として発売。 キングレコードがこの輸入盤に包み帯と日本語解説付きの国内盤(KIGC-17)で発売し、大ベストセラーとなりました。 今回ついに、同じルツェルン音楽祭のテープ、1953年8月26日の演奏会の全曲のプログラムがまとまって、1st マスター・リリース!! なんとすでにマスターは喪失したと噂されていた(コンサートの冒頭に演奏された)「マンフレッド」序曲が世界初出音源として日の目をみます! ●フルトヴェングラーが1952年病に倒れてから復帰した53年は、心技体とも充実した指揮芸術の完成年。 8月のルツェルン音楽祭では次の3曲を演奏しました。「英雄」は前年11月VPOとのEMIスタジオ録音、 「シューマン4番」は同年5月BPOとのDGGセッション録音が巨匠の代表的名演としてあまりにも有名ですが、 両曲ともこの録音の直後に音楽祭で採りあげたものです。 1.シューマン:「マンフレッド」序曲 2.ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 3.シューマン:交響曲第4番  1は世界初出音源。ほの暗いロマンがメランコリックに燃え立つような名演で、オーケストラとの充実度も最高、 初めて耳にする喜びが湧いてきます。2,3はかつてミュージック・アンド・アーツ盤、ターラ盤が出たことがある音源。 宇野功芳氏は『フルトヴェングラーの全名演名盤』(講談社+α文庫)の中で、 世界初出となった仏フルトヴェングラー協会盤を批評して「52年の(EMI)スタジオ録音のつぎに選ぶべき」(英雄)、 「録音が同レヴェルなら(同年3か月前の有名なDGG盤より)このルツェルン盤のほうを採りたい」(シューマン4番)と、 両曲とも大絶賛しています!! ●放送局のスタジオに機材をもちこんで、門外不出で保管されていたオリジナルテープから、 コピーを経ずにデジタルマスタリングされた音はまさに圧倒的!冒頭の音が出るまでの暗騒音、 楽章間のインターバル、演奏後の猛烈な拍手も一切のカットなしにそのまま収録。 聴いていてこの場に居合わせたような臨場感が満点です。 ●日本先行発売!キングインターナショナルがauditeから輸入盤完成品を仕入れ、 包みオビ+日本語解説書を添付。キングレコードが販売。オリジナル・ブックレットは32ページ。 ルツェルン音楽祭アーカイヴ等から集めた巨匠の「リハーサルでの指揮」「本番での指揮」「楽屋でサインに応える様子」等7点の 写真を掲載、この中には貴重なプライベート・スナップ「ルツェルン湖のビーチにくつろぐ水着姿の巨匠」まで含まれています! 日本語解説にはウベ・シュヴェイケルトのオリジナル・ライナー和訳と前述の宇野功芳氏演奏評(全文)を掲載・転載します。