ARTIST

アラン・ホールズワース

ALLAN HOLDSWORTH

■1946年イギリスのウェスト・ヨークシャー出身。最初に触れた楽器はサックスとクラリネットだったが、17歳でギターに転向、すぐにその音楽的才能が開花。1969年、イギンボトムのギタリストとしてデビュー。その後、テンペスト、ソフト・マシーン、ゴングなど、プログレッシヴ・ロック、ジャズ・ロック界の数々の有名バンドに在籍し、ギタリストとしての評価を急激に上げていく。その実力と人気が決定的になったのが1978年、ジョン・ウェットン(Vo,B)、ビル・ブラッフォード(D)、エディ・ジョブソン(Key,Vl)と結成したプログレ・スーパー・グループ“U.K.”と脱退後、ビルと結成した“ブラッフォード”だ。ソロ転向後、自主制作でソロ・アルバムにおける最高傑作との呼び声も高い『I.O.U.』(1982年)を発表するも当時は正統な評価を受けられず、順調な音楽活動のスタートが切れたとは決して言えない状況が続いた。しかし、エディ・ヴァン・ヘイレンの後押しもありワーナーと契約を締結、ミニ・アルバム『ROAD GAMES』(1983年)を発表後からコンスタントにアルバムをリリースしていき、あらゆるミュージシャンからリスペクトを受ける世界最高峰のギタリストの一人として絶対的な立ち位置を確保、音楽的変遷を遂げながらマイペースで音楽活動を続けるも、2017年4月に他界、享年70歳だった。