ARTIST

クワイエット・ライオット

■1973年に故ランディ・ローズ(G)を中心に結成され1978年に日本デビュー、アルバム2枚をリリース後、中心人物のランディが脱退(オジー・オズボーン・バンドに加入後、名実共にギター・ヒーローの座に登り詰めるが、1982年に飛行機墜落による事故死を遂げる)、ケヴィン・ダブロウ(Vo)、カルロス・カヴァーゾ(G)、ルディ・サーゾ(B)、フランキー・バネリ(D)という黄金期の面子で制作した亡きランディに捧げる3rdアルバム『METAL HEALTH(邦題:メタル・ヘルス〜ランディ・ローズに捧ぐ〜)』でアメリカ・デビューを果たすと瞬く間に全米1位となる大ヒットを記録。グラム・ロック・バンド“スレイド”のカヴァーである「CUM ON FEEL THE NOIZE」のシングル・ヒットの後押しも相俟って、日本を始め世界的に大成功を果たす。 ■その後、ケヴィン・ダブロウの死などを経て幾多のメンバー・チェンジを繰り返しながらも断続的に活動を継続してきた彼らが、新たなラインナップとなるシーン・ニコルズ(Vo)、アレックス・グロッシ(G)、チャック・ライト(B)、フランキー・バネリ(D)の4人による新生クワイエット・ライオットで遂に待望のニュー・アルバムを制作する事が発表された。新作『ROAD RAGE』のレコーディングを終え、4月下旬にニュー・アルバムをリリースする事を発表、新ラインナップでのライヴを5回ほど行った後、バンドのフィーリングに違和感を覚えた彼らは、急遽シーン・ニコルズの脱退を発表。新たに、大人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』のファイナリストで日本デビューも果たしたヴォーカリスト“ジェームズ・ダービン”を迎え、ニュー・アルバムのレコーディングをやり直し、完璧な作品を創り上げる事を宣言した!!そうした逆境を跳ね返して完成されたのが本作だ。本作で真の意味での黄金期を彷彿とさせるヘヴィ・メタル・サウンドを完全復活させ、ファンの期待値も最高潮に達する事だろう。 ■本作『ROAD RAGE』は、ケヴィン・ダブロウの死後初となるクワイエット・ライオット名義でのスタジオ・アルバムで前作より約11年振りのリリースとなる。ランディ、ケヴィンというバンド結成時からの核となる中心メンバー2人を亡くした悲劇を乗り越えて創り上げる作品だけに、まさに彼らへの鎮魂歌ともなり得る最重要作品だ!!