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驚異のアルコ。(弓弾き)
ルノー・ガルシア・フォンス 日本独自編集でついに本邦デビュー! 日本盤発売に寄せて本人からコメントが来ました!
私とコントラバスとの出会いは16歳の時、それはまさに「一目惚れ」でした。
友人のコントラバスをほんの一瞬試しただけで、それが私の「人生の楽器」であり、自分自身を存分に表現することができるとすぐに感じたのです。
ある種の本能的な衝動によって、私はすぐさま夢見るようになりました。コントラバスは普遍的な音楽に適した楽器であり、この楽器とともにクラシックやジャズ、そしてまた私が常に魅了されてきた世界のあらゆる音楽と出会うことができるのではないかと…
この強い直感によって、私はすぐにジャン・ピエール・ロジェロ、(パリ・オペラ座のソリスト)と、偉大なソリストであるフランソワ・ラバトの2人に師事し、熱心にクラシック・コントラバスの勉強を始めました。
5年間の勉強を終えたとき私は21歳でしたが、そこから独りで仕事を始めました。私の参加したあらゆる演奏経験:ジャズ、地中海音楽、インド、アラブ、ラテンアフリカ、そして現代音楽、を通じて私独自の技術を探究し構築していきました。
後になって思い返してみると、私は私独自の基準以外の指導者をもたない独特の演奏方法を確立していくという方法によって、独学のキャリアを実現してきました。その私の基準とは、コントラバスを他のソリストの楽器と同じくらい流麗で鮮明、そして正確に「歌う楽器」に変えることでした。
またこの観点から、私は高音に5番目の弦を加えたいという気持ちを早くからもっていました。それは本物の音を維持しながら楽器を補完するためでした。
奇妙なことに、私は偉大なコントラバス奏者たちからインスピレーションを得たり、音楽的な影響を受けることはあまりありませんでした。むしろ、パコ・デ・ルシアやラム・ナラジャン、ムニール・バシール、ジョン・コルトレーン、オスタッド・エラーヒ、アストル・ピアソラといった偉大な音楽家たちの演奏の中から影響を受けました。
楽器のテクニックやパフォーマンスの問題以上に、私にとっての重要な関心事は常に次のような音楽を作りあげ、分かち合うことでした:国境やジャンルを越えた音楽、ジャズやクラシックと地中海、東洋、ラテンの民族音楽の橋渡しをする音楽、想像の旅へといざなう音楽。
「Legendes」(1993年録音作品)から「La Linea del Sur」(2008年録音作品)まで、このアルバムに収録された12曲が聴いていただいた皆様を旅へといざない、そして喜びを分かち合えることを願っております。
ルノー・ガルシア・フォンス
ヴォヤージュ 2009年5月27日 発売予定
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